S-Collection株式会社 WEBチケについて

S-Collection株式会社の電子チケットサービス「WEBチケ」事業

【最新】加速する世界のキャッシュレス事情!

世界で広まるキャッシュレスの波!

2020年の東京オリンピックでは、海外から多くの人が来日します。
近年、とくにヨーロッパ、中国、インドなどの海外ではキャッシュレス化が主流となっていることから、オリンピックにあわせて、日本でもますますキャッシュレス化が進んでいくことが予想されます。
今回はキャッシュレス化について、海外と日本の現状について紹介します。 

1. デビット決済が普及!オランダで進むキャッシュレス化

オランダのキャッシュレス化は、ヨーロッパ圏内では北欧、イギリスについで進んでいます。なかでも主流となっているのが、デビッド決済です。
このデビッド決済は、銀行口座のキャッシュカードに付帯されている機能で、支払いをするとその場で口座から引き落とされます。支払い用口座と紐づいているため、残金がゼロだとデビッド決済されません。
オランダ国内では、スーパーマーケットやベーカリーなどでも使えるのはもちろん、なかには現金決済を受け付けないショップがあるほど、日常生活においてカード1枚で決済が完結するようになってきています。

2. ローソン も中国でモバイル決済サービス「支付宝(アリペイ)」導入!

近年では、中国でも急速にキャッシュレス化が進んでいます。代表的なクレジットカード「銀聯カード」とは別に、スマートフォンによるモバイル決済も広まってきています。
なかでも今「支付宝(アリペイ)」と呼ばれるモバイル決済サービスが人気を集めています。この支払い方法は2つあり、お店が提示するQRコードを自身で読み取るか、もうひとつは自身が所有するアリペイのQRコードをお店側に読み取ってもらうかで、簡単に決済が完了します。

このアリペイの可能性をみていち早く全店舗での導入をはかったのが、日本でもおなじみのコンビニエンスストア「ローソン」です。中国では約1,300店舗展開されており、2017年1月に中国の全店舗でアリペイが導入されました。
また、アリペイでできることは決済に限らず、独自のサービスも充実しています。たとえば、電話番号がわかる相手には、指定の金額を送金することができます。最近ではお年玉につかわれることも増えてきています。また、アリペイをとおして相手に請求もできるため、相手の承認があれば振り込んでもらうこともできます。さらには、「余额宝」と呼ばれる利息のつく預金サービスもあり、他銀行への振込みも可能とするなど、さまざまなな場面でのお金のやりとりを実現させます。

このように、中国では現金を持たずに生活できる環境が整いつつあります。
一方日本では、まだまだ現金決済を好む傾向があり、2016年は49%の決済が現金で行われたというデータもあります。
ほかの国に比べるとキャッシュレスの割合は低いですが、日本ではこれからカード決済を中心にキャッシュレス化は進んでいくとみられています。

S-Collection株式会社も、キャッシュレス決済システムとしての「WEBチケ」をとおして、今後さまざまな場面で活用できるよう努めていきます。