S-Collection株式会社 WEBチケについて

S-Collection株式会社の電子チケットサービス「WEBチケ」事業

Amazonがライブ業界に参入!広がる電子チケットの可能性

アナログとデジタル両面での体験提供が収益アップのカギ

PwCはエンターテイメントとメディアの世界総売上高が、2017年の約1兆9000億米ドルから、2022年には約2.4兆米ドルに推移すると発表しました。
売上高の内訳をみると、以前はコンサートなどのアナログコンテンツからの収益が大半を占めていたことに比べ、2018年はデジタルコンテンツの収益が約50%を占めるようになっています。

そのようななか、Amazonがライブ業界に参入し、ライブコンサート「Prime Live Events」を開催しています。
Amazonが物品のやり取りだけではなく、アナログとデジタル両面での体験を提供していくために、電子チケットをどのように活用しているかをご紹介します。

 

1.電子チケットによる便利な入場システム

Amazonが主催する「Prime Live Events」では紙チケットの代わりに、購入者のID(名前)が会場のゲストリストに登録されます。
コンサート当日は購入者が自身の写真つきIDを持ってくるだけで会場に入場できます。
この仕組みによって、仮にチケットを紛失してしまってもAmazon側に購入データが残っているので、写真つき身分証を提示すれば会場へ入ることができます。

このライブはAmazonプライム会員限定イベントですが、このように既存のAmazonプライム会員に対しては、音楽イベント、音楽アーティストに関連したコンテンツや商品、音楽ストリーミングサービスなど、Amazonのサイト内で多角的なアプローチすることが可能です。
もともと自社サービスを利用している顧客に対して、新たなサービスを提案することに電子チケットの活用は有効な手段となっています。

 

2.ライブコンサートとデジタルメディアの強い連携

Amazonが体験を提供するのはライブ当日だけではありません。
開催された「Prime Live Events」のライブ映像は、Amazonプライム会員限定サービスの「プライム・ビデオ」により、視聴することができます。

また、Apple社もAmazonと同様にライブ業界に参入しています。
こちらは、単発のライブではなく数日間にわたるフェスである「Apple Music Festival(iTunes Music Festival)」を、10年連続で開催していました。
フェスの映像は世界にストリーミング配信され、Appleのデバイスから無料で観賞することができました。
現在、このライブは終了が発表されていますが、Appleはフェスに次ぐ、次の戦略を探っているようです。

進化をつづけるライブコンサート業界を、システム面でバックアップすべく、S-Collection株式会社は「WEBチケ」サービスを最先端の流れにあわせた最適な戦略で発展させていきます。